ヤンタン雑感

今は娘。

藤本さん、高橋さんがレギュラーアシスタントとなってから三回目のヤングタウン。
このメンツになってからずっと聞いていますが、安定したおもしろさです。

ていうか、噂に聞いていたヤンタンの高橋さん、ここまで面白かったんですね。
ほんと絡みづらそうで、それが逆に独特のいじりに繋がっています。
なんであのビジュアルでこんなキャラに育つんだろう……と不思議になってきます。
ま、娘。さんはいろんな意味でそういうキャラの宝庫で、亀ちゃんといい、内面に葛藤を持った
（という妄想を誘発する）美少女には、奥行きのある魅力があって良いです。

でも、こういう子って身近にもいるよなあ、とも思います。
かわいくて仕事もできて、周りにどんだけ誉められても「あたしなんか……」って言う。
しかしこれはことミックでいうところの「卑下も自慢のうち」で、反発を呼ぶ場合もあるし、
なかなか高橋さんの複雑なところです。もうちょっと自信持てよと言いたい。
あんたすごいじゃん！　って。

微妙なのは、性格的なクセを自覚して「あたしなんか……」って思うのなら納得いくのですが
（ひどい）そこの所に関しては、問題意識を持っているようにちょっと見えない点。
長いこと変化がないですからね。
最初のうちはがんばってたけど、今はあきらめてるっぽいかなぁ。

さんまさんにこんな勢いで定期的にダメ出しされたら気にしそうなものなのですけれど、

「すぃません」

に象徴されるように、とりあえず謝っとけ、という雰囲気が、やや見受けられます。
もちろん、それを含めて今の高橋さんの大きな魅力だとは、合点承知の介です。
彼女は努力家である反面、本当に並々ならぬ不器用な子なんでしょう。
この不器用さを抱えながら、どんな女性になってゆくのか、楽しみでもあります。

藤本さん笑いすぎ。声張りすぎ。
さんまさん本気で怒ってようが、どこ吹く風です。この人は。

この人のラジオ能力の高さは単純に驚きです。
相手や番組に左右されることなく、高いテンションであざとくないかわいさ満開のトークをかまし、
相手の魅力もきっちり引き出してしまう。
反応が早い、そもそもおしゃべりなものだから、自分に関係あろうがなかろうが、ずっと話に口を
挟みつづける。それが盛り上げる効果を出しているんですよね。
ちょっとうるさく感じる部分も人によってはあるようですが、そこんとこ矢口と同じで、ああいう
人は番組に必要だと思います。

興味深かった点

• 田舎娘定着に不服いっぱい藤本さん。

• 高橋さんのお父さんは38歳。お母さんよりお父さんが好き。

• お父さんは若いころパンチパーマで陣内さんに似ていた。

• 藤本さんはなかなか遅くにできた子らしい。

• プライベートネタをしゃべりすぎの高橋さんと、にごし気味の藤本さん。

• 相手の嫌なところというテーマトークで、藤本さんに「恥ずかしがらない」と高橋さん。

（高橋「鼻かんだり、鼻の穴に突っこんだり――」って、何を突っこんだのだ！　鼻に！　と気に
なりましたが、鼻血出しまくりフジモッティなので、おそらくティッシュでも突っこんでたと推測）

• 「さんまさんを癒したい」というリスナーの書いたセリフを色っぽく言うコーナー。

（ちっとも色気を出せずさんまさんに切れられ逆ギレ、ヤケになる二人）

• 「なまりすぎ！」と言われ、いきなりばっちりの標準語で言い返す高橋さん。

• ホテルのエロchを見ろ！とさんまさんに言われ「いっしょに見よ」と藤本さんを誘う高橋さん。

• 下ネタに対する反応がいちいちおもしろい二人。黙らないのがいい感じ。

昨年夏の「いいとも」にて、トーク的な相性が良さそうだとは思ったのですが、ここまでとは。
お互いがお互いのよい所をつぶさないんですよね。質の問題。
田舎娘同士っていうのも、さんまさんに共同でなぶられるいい共通点です。

あと、高橋さんが藤本さんにとても慣れているのが良いですね。年上とはいえ、全然気をつかって
いない感じ。口調からすると、同輩感覚のような。
こんな高橋さんは同期の前くらいでしか見られなかったので、とても新鮮です。

こういうのが藤本さんのすごいとこで、自分から開いてるせいか、みんな藤本さんと接してると
すごいナチュラルになれるんですね。年上年下どちらもＯＫ。

あと２回なんて、ほんとに惜しい。