うたばん


まあ、もうずっとこんな感じですね。短時間だけど普通に面白かったです。


「屁をこくのか」と聞かれ「こきませんけども」


と答えるほんの数秒で、みるみる顔が赤くなってゆく高橋さんが愛しすぎます。
「(屁を)こかないの?」と言われてみんな勢いよく手を挙げてますが、明らかに迷っていた辻
ちゃんと、一瞬ためらったポンちゃんが、まんま過ぎて笑えます。


辻ちゃんが手を挙げてしまっても、ちゃんとこの人が落としてくれました。
中居くんがつっこむ前に、カオリンがすでにその人を見てウケています。
「来るぞ来るぞ」の表情です。見ていたこちらも、カオリンとシンクロ率120%。
ヤツならやってくれる!! よっすぃ〜はほんと、仕事人です。


ミキティはこういう歌番組の短いトークだと、ちょっと普通すぎますね。
話す内容があまり具体的でなくて、そのまま流れてしまうことが多し。
ごっちんもその傾向ありますね。
あややとかはソロだけに強くて、面白味はなくてもなんか得した気分になる話をしてくれる。


男っぽいエピソードでも、鼻の穴にティッシュを突っこんだまま楽屋をウロウロするとか、もっ
と強烈なものを持ってこないと、男性スタッフのいるところで半ケツを晒すような(とんでもね
ぇ)強者のいる娘。さんではインパクトがないんですよね。


さて、つまんなくはなかったけど、なんだかなあ、と思うのは仕方のないところ。


娘。さんのトーク能力を信頼していない時点で、この番組に対して腹が立つのです。
あややしかり。
持ちあげと落としのトーク展開のために、熟女軍団を連れてきているわけなのですが、娘。さん
の内部にその対象がいないとは、どうしても思えません。
ちゃんと引き出そうとしてないだけに見えてしまいます。


仕方がないとも思うのですけれどね。
あまり積極的に話そうとしない子が多い今の娘。さんでは、キャラクターを引き出すまでが一苦
労だろうし、ヲタにとっては今も昔も娘。さんはおもしろい子だらけなんだけど、今は一般層に
まで、そのイメージが波及していないんです。


例えば裕ちゃんの「オバハン」、圭ちゃんの「ブサイク」、カオリンの「電波」
(わかりやすくするために不穏当な発言が含まれています)


過去、それらのイメージを、ヲタとお茶の間は共有していました。
が、今の娘。さんにはその共有はありません。
ギリギリで四期、あとは高橋さんの「すっごい訛ってる子」くらいだと思います。


シゲさんがどれだけおもしろいか私たちが知っていても、それは伝えられていないんです。


ミキティが見せる肉食動物の目を私たちが知っていても、それは伝えられていないんです。


歯がゆいなあ。
ゴールデンバラエティ枠と、それをきっちり作りこめる時間を、彼女たちに。