ブイブイ言わせるW(ダブルユー)


今は娘。


スポフェスに参加してまで聞きたい歌というのはズバリ「ロボキッス」なのでした。ダントツで、今
年度ナンバー1に好きな曲です。ヘタしたら今までで一番かもしれない。初披露を見てのドキドキ
感は「ちょこっとLOVE」「シャボン玉」「ここにいるぜぇ!!」に匹敵します。ていうか、ほんとすい
ません。はじめてハロプロ系のシングルCD買いました。いや、楽曲派じゃなくて、実際ハロプロ
は買うほどいいと思う歌がめったにないんです。


しかし「ロボキッス」はすごい。聞けば聞くほどまだ飽きない。「SEXY SNOW」も良いです。声の
出し方を一ひねりしているところ、きゅんとします。勢いで「デュオU&U」にも手を出しました。
ああ、これもいい。「白い色は恋人の色」の二人の声は何ごと!? 「淋しい熱帯魚」の裏返り方の
色気はなに!? 二人とも歌うまいんだねえ、と誰もが発売時に感激していたことを今さら痛感して
いる次第です。


曲、パフォーマンス、ともに今はどうにもWが一番登り調子のようですね。だけどこんなに素敵で
パーフェクトな「ロボキッス」が、さほど売れているとは思えないのが辛いところ。一位とっても
いいと思うんだけど。世間は完全にハロプロに対する興味を失っていて、ハロプロというだけでた
ぶん今は評価の対象にならない時期なんだろうな。でも、まだまだ行けるんじゃないかな、ハロ
プロはまだ広がること、できるんじゃないかな――Wの強くカワイイパフォーマンスを見て、そん
な風に信じてみたくなりました。

ドッキドキスポーツフェスティバル

スポフェスのチケットをセブンイレブンにて購入してしまいました。このイベントに参加するのは
はじめてで、今から緊張。ですが、どうしてもある歌が生で見てみたかったのです。


それにしても、

あややのライブ行くんだ」

とはごく親しい友だちに言うことはできても、

モー娘。のライブ行くんだー」

とは誰にも言えない隠れヲタ事情。そんななか、


ハロプロの運動会行くんだー」


てのは、あらゆるハロプロ行事参加のなかで言いづらさ最強の、核弾頭的発言と言えるでしょう。
だって、客観的にはアイドルの運動会なわけですよ。チラリだのポロリだのブルマだの、アイドル
水泳大会(おりも政夫司会)を見たことのある世代なら、そこに隠微なものを感じとらない人がい
ないわけがありません。
しかしまあ小学生満載の運動会はある意味、イエローキャブの運動会より不健全なんでしょうな。
ああ、キッズは別に見たくないのに。

長く助走をとった方がより


今は娘。


写真集の表紙じゃないけど、ポンちゃんは大きく飛んだなあ。


高く飛びすぎちゃって、まぶしすぎて見えない――彼女がセンターをつとめる「涙が止まらない放
課後」のテレビ初披露を見て、そんな風に思いました。
ほとんどシングルしか追いかけない、歌以外の部分重視のヲタとしては、ポンちゃんの歌をちゃん
と長いフレーズで聞くのは、ほとんどこれがはじめてで。


その声のやさしさが、すごく嬉しかった。


自分のイメージするポンちゃんそのものの歌声だったから。
歌に現れた女の子――すこし内気で泣き虫で、大好きな男の子がいて――その子はポンちゃん
で、ポンちゃんはその子でした。
この歌はたぶんポンちゃんをイメージして作られていて、その世界を裏切ることなくきれいに体現
する彼女が、ほんとうに誇らしかったです。


「ウチのポンちゃんはかあいいだろう!」


そう世界中に言ってまわりたくなりました。
その歌、その仕草、そのダンスの影にどれほどの道のりがあったかを、私たちは知っています。
すべてをこえてきた上で、花のように愛らしく咲く姿。


私はこの歌はかわいらしくていい歌だと思います。多面体のモーニング娘。の一番キュートな面
をこれでもかと押し出して。さくら組の楽曲を彷彿とさせるけど、個人的に甘すぎるように感じた
さくらよりも、大人びたミキティと石川さん、かわいくてコミカルなシゲさんの4人の魅力がすごく
きれいにあわさっています。


特にミキティ、表情がすごくいいです。髪型もじつに女の子っぽくて、今までとちょっとちがったか
わいさで、ほんとうに「化けられる」子なんだな、と頼もしくて仕方がありません。
先日の「ヘキサゴン」といい、トーク、ビジュアル、歌、安心して見ていられるモーニング娘。のた
めには、ミキティが今一番かかせない人材かもしれない。
以前はなっちが担っていたその役割を、ちがった雰囲気ながらもミキティが引き継ぎつつある気
もします。しかも、トークはなっちより強い。


無敵ですね、ミキティは。この無敵っぷりに世間よ早く気づけ。


たとえ押しメンにパートがなかったとしても、切れ切れにつまらない歌詞を歌わされ、楽曲として
もおもしろみのない――メンバーの魅力のみに頼った(それすらも作詞者の認識がヲタや本人達
とズレているという体たらく)「女子かしまし物語」に比べたら、何倍もいい曲だと思う。
この歌には世界が見える、風景が見える、言葉をコラージュしただけじゃない、ひとつの物語が
そこにある。


今まさにここにあるポンちゃんの魅力をすくいとってくれた、それだけでほんとに涙が出そうにな
ります。女の子の輝いていられる時間はほんとうに短くて、旬を逃すことの多いハロプロだけに、
今回の曲、ポンちゃんのセンターポジションに、私は心から拍手を送りたいです。


この歌から連なる出演というのは、ポンちゃん自身にとっても記念に残る日々なんだと思います。
だからこちらも、心して焼き付けてゆきたいと思っています。


卒業を間近に控えたリーダーのパートがなかったりすることや、今のれいなやキャメイにパートが
ないことが、さみしくないわけではありません。
だけどこの歌は仕方ないです。れいなやキャメには次がある。カオリンにもたぶん。


とりあえず、ポンちゃんおめでとう。


きっと今日はいい夢を見る。寝る前にベッドの中で、緊張したけどちゃんと出来たと思い出し笑い。


そんなポンちゃんを想像すると私は胸が熱くなって、もっといろんなこと頑張らなきゃと思います。


ありがとう。

セーラー服でのぞきこむ


あのアングルはちょっと、ツボつきすぎです。


今は娘。


ポンちゃんの写真集の評判が大変よろしいようで。自分の周囲の非ヲタの間でも話題になってい
ます。あの表紙がやはり大正解だったようで、非ヲタ曰く「誰、このかわいい子、って思ったらモ
ー娘。の子だった」とのこと。ああ、素敵です。理想的な再発見です。これ以上広がりようがない
と思われる娘。さんたちの土壌ですが、まだまだ開墾の余地はあるということが証明されました。


「あれ、この子こんなかわいかったっけ?」
「こんな子、モー娘。にいたっけ?」


と興味を持った人が次の新曲で、そうだモー娘。見てみようと思うことが予想されます。だもんで、
今こそポンちゃんにソロパートを! 目立つポジションを! こんなにあっため過ぎたんだ、長い
助走を取ったんだ、大きくジャンプをするときなんです。だけどジャンプ台が用意されなきゃだめ。
グループのなかで自分勝手に飛ぶわけにいかなくて、そのうえ彼女は、誰よりも、人とぶつかっ
てまで遠くに飛ぼうとは思わない子だから。


次の曲ではほんと頼んだ、つんくさん。七期も後浦さんも、笑い飛ばすようがんばるから。

昨日はなんだか

感情的というか、お寒い感じの交信をしてしまったなと思いつつ、たまにはいいかなあ、と。実際、
亀井さんに対するボルテージが上がりっぱなしで、長い娘。ヲタ生活でもこういった高揚感ははじ
めて。彼女に関する交信が、今後も増えそうです。